皆様、ようこそNPO法人新宿区日中友好協会のホームページへNPO法人新宿区日中友好協会を設立いたしました。

新宿区は都内でも稀な人種の坩堝ともいえる街、歌舞伎町があり、新大久保があり、学生街の高田馬場など、またその中にアジア各国も加わり、国籍を問わず誰もが親しみやすい街、中でも架橋華人が多く住み、又活躍している街です。 「新宿」その中で私達は仲間達と共に日中友好を更に高め、次世代に引き継いでいくための新たな境地を歩み始めました。 今まさに、重要な歴史の転換点に立っています。

かつて遣唐使遣隋使を派遣して、盛んに互いの文化の交流をし、今の日本の礎となっています。阿倍仲麻呂は日本と中国の架け橋として時の玄宗皇帝に認められ最難関の科挙に及第、皇帝玄宗に仕え要職を歴任、唐において重要な地位にまで出世しました。最後まで日本への帰国を臨みましたが叶わず、故郷奈良を想い西安の地に眠ります。 「天の原　ふりさけみれば　春日なる　三笠の山に　出でし月かも」 と辞世の句を残しています。 又、鑑真和上は6度の渡航に挑み最後には疲労のため盲目になりながらも来日を果たし、時の聖武天皇に仕え、戒を授ける為に東大寺大仏殿に戒壇院を建立し、上皇から僧尼まで４００名以上の菩薩戒授け任務を果たし、唐招提寺を建立し余生をすごしました。 互いに日中両国の長い歴史を振り返ると、先人たちは両国を行き来しながら、文化はもとより宗教、学術、スポーツなど様々な分野で道を切り拓いて来ました。

「NPO法人新宿区日中友好協会」は先人たちの足跡を振り返り、学びながら揺るぎない日中友好関係を更に高め、次世代に引き継ぐべく、時代に即した新たなかたちの日中友好の道を切り開いていきたいと考えております。 共に手を携えて私達の明るい未来と世界平和の安定にむかい歩んで行きましょう。